PL/SQLデバッグの手順は?

PL/SQLデバッグの手順は一般的に以下を含みます。

  1. デバッグ環境の設定:データベースでデバッガーの有効化とパラメーター設定を行い、通常はOracle社が提供するデバッグツール(Oracle SQL Developer、PL/SQL Developer等)を使用しています。
  2. PL/SQL プログラムにデバッグ コードを挿入する(例:DBMS_OUTPUT.PUT_LINE を使用して変数の値を出力する、ブレークポイントを設定して特定の行でプログラムの実行を一時停止するなど)
  3. デバッガを起動:デバッグツールにて、デバッグ対象のPL/SQLプログラムを選択し、デバッガを起動します。デバッガはデータベースと接続し、デバッグツールにソースコード、ブレークポイントなどの情報 отображает。
  4. ブレークポイントの設定:特定の行や条件でソースコードにブレークポイントを設定できます。プログラムがブレークポイントに到達すると、デバッガーはプログラムの実行を一時停止し、デバッグツールに現在の変数値などの情報を表示します。
  5. 行単位で実行: デバッガ機能の行単位の実行機能を使用することで、プログラムを 1 行ずつ実行し、各行の実行結果を確認できます。実行中は、変数の値や式の結果などを確認できます。
  6. ウォッチ変数: デバッグツールでは、プログラム実行中に変数の値をリアルタイムで監視できるようにウォッチ変数を設定できます。変数の値が変化すると、デバッガは自動的にプログラムの実行を停止して変数の新しい値を表示します。
  7. デバッグ方法:逐次実行を行い、変数の値を確認するなどの方法で、プログラム中のバグを見つけだす。エラー情報に従ってプログラムコードを変更し、デバッグ処理を繰り返すことで、バグを完全に排除する。
  8. デバッグ終了:デバッグ手順が終了すると、実行を継続するかプログラムを終了するかを選択できます。デバッグを終了すると、デバッグツールはデータベースとの接続を切断します。そして、デバッグ中のブレークポイントや変数の値などに関する情報を保存します。その情報は次回のデバッグで使用できます。

以上はPL/SQLデバッグの一般的な手順です。実際のデバッグプロセスは、使用するデバッグツールやデバッグニーズによって異なる可能性があります。実用では、具体的な状況に応じて適切なデバッグツールとデバッグ方法を選択する必要があります。

bannerAds