PL/SQLでSQLソース文を確認する方法
SQLソース文を表示する方法として、PL/SQLでは以下を使用します。
- DBMS_OUTPUT.PUT_LINE関数を利用する: SQL文をPL/SQLブロックの中で出力する場合、DBMS_OUTPUT.PUT_LINE関数を利用できます。例えば:
DECLARE
v_sql VARCHAR2(1000);
BEGIN
v_sql := 'SELECT * FROM employees';
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(v_sql);
END;
- DBMS_SQLパッケージを使用する:DBMS_SQLパッケージは、動的SQL文を実行する際に役立つ手続きと関数を提供しています。DBMS_SQLパッケージ内のPARSE手続きを使用してSQL文を解析したり、VARIABLE_VALUE関数を使用して解析された文を参照できます。例:
DECLARE
v_cursor INTEGER;
v_sql VARCHAR2(1000);
BEGIN
v_cursor := DBMS_SQL.OPEN_CURSOR;
v_sql := 'SELECT * FROM employees';
DBMS_SQL.PARSE(v_cursor, v_sql, DBMS_SQL.NATIVE);
v_sql := DBMS_SQL.VARIABLE_VALUE(v_cursor, 1);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(v_sql);
DBMS_SQL.CLOSE_CURSOR(v_cursor);
END;
注意:これらの手法は、SQL文が既知の場合にのみ有効です。動的に構築されたSQL文を見たい場合には、実行前に出力に出力するか、ログに記録してください。