PL/SQLがデータベース間クエリーを行う方法
PL/SQLでデータベース間クエリを実行する方法:
- データベースリンクを使って、他のデータベース上のオブジェクトにPL/SQLからアクセスできます。データベースリンクを作成するには、ターゲットデータベース上にリンクを作成し、PL/SQLからそのリンクを使用してクエリーを行います。
たとえば、データベースAとBがあり、データベースAでデータベースB内のテーブルにアクセスしたい場合、データベースAにデータベースBへのデータベースリンクを作成して、そのリンクをPL/SQLでクエリを実行するために使用できます。
- 外部テーブルの使用: 外部テーブルは、別のデータベースまたはファイルシステムにあるテーブルを参照するオブジェクトです。これにより、PL/SQL で SQL ステートメントを使用して外部テーブルを照会することができ、データベース間クエリの実現が可能になります。
まず、外部テーブルの使用に必要なPL/SQLで外部テーブルを作成し、目標データベースにあるテーブルを指定した後、SQL文で外部テーブルをクエリします。
- データベースリンクを使用した動的SQL: 動的SQLとは、実行時にSQL文を構築し実行する方法です。データベースリンクと動的SQLを組み合わせることによって、複数のデータベースにまたがる問い合わせのSQL文を動的にPL/SQL内で構築し、データベースリンクを使用して実行できます。
動的SQLは、必要に応じて実行時に動的にクエリ文を構築できるため、データベースを越えた柔軟な検索を実現しています。
また、クロスデータベースクエリは、データ型、関数、構文など、データベース間の差異を伴う可能性があることに注意してください。クロスデータベースクエリを実行する際には、こうした差異を考慮し、必要に応じてクエリ文を調整する必要があります。