Perlのgetsockopt関数の使い方は?
Perlでは、getsockopt関数はソケットオプションの値を取得するために使用されます。その構文は次のとおりです。
getsockopt(SOCKET, LEVEL, OPTNAME)
SOCKETはソケットファイル記述子、LEVELはオプションの階層、OPTNAMEはオプション名の値
一般的に使用されているレベルやオプション名は次のとおりです。
- SOL_SOCKET レベル
- SO_DEBUG: デバッグモードを使用可能または使用不可にします。
- SO_REUSEADDR:ローカルアドレスの再利用を許可します。
- SO_KEEPALIVE:接続をアクティブに保持する。
- ソケットのクローズ時にデータ送信完了を待つ
- SO_RCVBUF: 受信バッファサイズ。
- SO_SNDBUF:送信バッファサイズ
- SO_ERROR: ソケットのエラー状態を取得します。
- IPPROTO_TCPレベルで
- TCP_NODELAY:ネイグルアルゴリズムを無効にする。
以下に、getsockopt関数を用いてSO_RCVBUFオプションの値を取得する方法を示す例を記載します。
use Socket;
socket(my $sock, PF_INET, SOCK_STREAM, getprotobyname('tcp')) or die "socket: $!";
getsockopt($sock, SOL_SOCKET, SO_RCVBUF, my $recvbuf) or die "getsockopt: $!";
print "Receive buffer size: $recvbuf\n";
この例では、ストリームソケットを作成し、getsockopt関数を使用してSO_RCVBUFオプションの値を取得します。最後に、受信バッファのサイズを表示します。
getsockopt関数の戻り値はtrueなら成功、falseなら失敗なので、getsockopt関数呼び出し後にエラー処理(dieなど)を書くことを推奨