Oracle ログファイルとは?種類と役割をわかりやすく解説

Oracleデータベース内のログファイルには、主にリドゥログファイルとアーカイブログファイルが含まれています。

  1. リドゥログファイル:リドゥログは、データベースで行われるすべての変更操作(挿入、更新、削除など)を記録するファイルであり、データベースの変更を記録し、データベースの障害時にデータベースを回復するために使用されます。リドゥログファイルは通常、グループに分けられ、各グループには1つ以上のメンバーが含まれ、これらのメンバーは循環的に書き込まれます。データベースで変更操作が実行されると、関連するリドゥログレコードはまずリドゥログバッファに書き込まれ、それからリドゥログファイルに書き込まれます。
  2. アーカイブログファイル:アーカイブログファイルはデータベースがアーカイブモードに設定されているときに生成されるファイルであり、データベースのすべての変更操作が含まれ、データベースが障害を起こしたときのリカバリーに使用されます。データベースがアーカイブモードになると、データベースは自動的にリドゥログファイルをアーカイブログファイルに切り替え、リドゥログが上書きされないようにします。アーカイブログファイルは通常、指定されたアーカイブディレクトリに保存され、必要に応じてリカバリー操作を行うために使用されます。

総じて、Oracleデータベースにおけるログファイルは非常に重要な役割を果たし、データベースの故障が発生した際に効果的な回復を行い、データの完全性と整合性を確保します。

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