Oracle 複数テーブル検索の基本と実践
Oracleデータベースでクロステーブルクエリを実行する場合、通常はSQLのJOIN演算子を使用します。以下は一般的なクロステーブルクエリの例です:
- 内部結合(INNER JOIN):両方のテーブルで共通の行を返す。
SELECT table1.column1, table2.column2
FROM table1
INNER JOIN table2 ON table1.join_column = table2.join_column;
- LEFT JOINは、左側の表の全ての行と、右側の表で一致する行(あれば)を返します。
SELECT table1.column1, table2.column2
FROM table1
LEFT JOIN table2 ON table1.join_column = table2.join_column;
- 右結合(RIGHT JOIN):右側のテーブルの全ての行と、左側のテーブルの一致する行を返す。
SELECT table1.column1, table2.column2
FROM table1
RIGHT JOIN table2 ON table1.join_column = table2.join_column;
- フル結合(FULL JOIN):対応する行があるかどうかに関係なく、2つのテーブルのすべての行を返します。
SELECT table1.column1, table2.column2
FROM table1
FULL JOIN table2 ON table1.join_column = table2.join_column;
- 交差結合(クロスジョイン)は、条件なしで2つのテーブルのすべての可能な組み合わせを返します。
SELECT table1.column1, table2.column2
FROM table1
CROSS JOIN table2;
上記の例の他に、サブクエリ、UNION、INTERSECTなどのテクニックを使用して、テーブル間のクエリを実行することもできます。クロステーブルクエリを作成する際には、適切な条件でテーブルを接続し、重複行やパフォーマンスの問題に注意を払うことが重要です。