Oracleで文字化けがあるかどうかを調べるにはどうすればよいですか?
Oracleでは、フィールドに文字化けがあるかどうかを次のように確認できます。
- ASCII関数を使用してフィールド内の文字のエンコード値に問い合わせ、異常な範囲外の文字があるかどうかを判断する。
- ASCII以外の文字を含む`column_name`の値を取得する
- このクエリは正規表現を利用し、非ASCII文字を含むフィールドを返します。
- ユニスト関数を使い、フィールド内のユニコード文字のエンコーディング値を調べることで、通常の範囲を超えた不正な文字の有無を判断します。
- SELECT column_name
FROM table_name
WHERE UNISTR(column_name) <> column_name; - このクエリでは、列元の値とUNISTR関数で変換した値を比較し、一致しない場合は、文字化けの文字があることを示します。
- 指定文字コードで TO_CHAR関数でフィールトを変換し、再び戻して比較し、文字化けの有無を判定します。
- column_name != TO_NCHAR(column_name) の条件で、table_name から column_name の値を抽出する
- このクエリでは、フィールドをNCHAR型に変換し、TO_CHAR関数で変換し直しますが、不整合があれば、文字化けが発生していることを示します。
留意:上記の方法では文字化けの文字があるかどうかの判断のみができて、文字化けの復元はできません。文字化けを発見した場合には、データソースと文字コードの設定を確認し、それに応じた復元作業を行なってください。