Oracleで実行中のプロセスを確認する方法

Oracleデータベース上で実行中のプロセスを確認するには、次のいずれかの方法を使用することができます。

  1. Oracle Enterprise Manager(OEM)を利用しましょう。OEMのコンソールにログインして、データベースインスタンスを選択し、「監視」、「パフォーマンス」タブに進みましょう。このタブでは、実行中のプロセスの詳細情報が得られます。
  2. V$SESSIONビューを照会する: Oracleデータベースで、以下のSQL照会を使用して実行中のプロセスの情報を取得できます:
SELECT s.sid, s.serial#, s.username, s.status, s.program, p.spid
FROM v$session s
JOIN v$process p ON s.paddr = p.addr
WHERE s.type='USER';

実行中のユーザーセッションのSID、セッションID、ユーザー名、状態、プロセス、OSプロセスIDを返します。

  1. V$SESSION_LONGOPS ビューを照会: このビューにはインポート、エクスポート、インデックス再構築など現在実行中の長時間操作に関する情報が提供されています。以下の SQL 照会を使用してこの情報を取得できます:
SELECT opname, target_desc, sofar, totalwork, units, elapsed_seconds, time_remaining
FROM v$session_longops
WHERE sofar < totalwork;

実行中の長時間の操作における、操作名、対象の説明、完了した作業量、全体作業量、単位、経過時間、残り時間の情報を返します。

上記クエリを実行するには、DBAまたは適切な権限を持つユーザーが必要になる可能性があることに注意してください。

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