Oracle DMPファイルの開き方は?

OracleのDMPファイルを開くには、Oracleが提供するインポートツールIMPまたはデータポンプツールIMPDPを使用してインポートを実行することができます。以下は、DMPファイルを開く手順です。

  1. Oracleクライアントソフトウェアがインストールされており、その中にIMPおよびIMPDPツールが含まれていることを確認します。これらのツールは通常、Oracleデータベースのインストールディレクトリのbinフォルダにあります。
  2. コマンドプロンプトやターミナルウィンドウを開き、DMP ファイルを含むディレクトリに移動します。
  3. IMPツールを使用してDMPファイルを開くには、次のコマンドを実行します。
  4. imp username/password@database dumpfile=filename.dmp
  5. usernameは、インポート対象のターゲットデータベースのユーザー名であり、passwordは当該ユーザーのパスワードであり、databaseは、接続するデータベースであり、filename.dmpは、開くDMPファイル名です。
  6. 必要に応じて、インポート操作を制御するためのIMPツールによって提供されるオプションを使用できます。たとえば、インポートするテーブル、スキーマなどを指定します。
  7. IMPツールが非推奨となったことに注意し、インポート操作にはIMPDPツールの使用をお勧めします。

データポンプツールのIMPDPを使ってDMPファイルを開くには、以下の手順に従ってください。

  1. コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開き、DMPファイルのあるディレクトリに移動します。
  2. IMPDPユーティリティを使用してDMPファイルを開くには、以下のコマンドを実行します。
  3. impdp ユーザー名/パスワード@データベース directory=ディレクトリ名 dumpfile=ファイル名.dmp
  4. ユーザー名は、インポート先データベースのユーザー名、パスワードは、このユーザーのパスワード、データベースは、接続するデータベース、directory_nameは、DMPファイルを含むディレクトリ名、filename.dmpは、開くDMPファイル名です。
  5. IMPDPツールで提供されるオプションを使用して、必要に応じてテーブルやスキーマなどのインポートする対象を指定して、インポート操作を制御できます。

DMPファイルを開く場合は、データベースアクセス権限と適切なOracleクライアント構成が必要な場合があるのでご注意ください。何らかのエラーや問題が発生した場合は、Oracleの公式ドキュメントを参照するか、データベース管理者に連絡して支援を求めてください。

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