Oracle のタイムスタンプを数値に変換する手順を教えてください。
Oracleタイムスタンプを数値に変換するには、次の手順に従ってください。
- 最初に、変換するタイムスタンプが、TIMESTAMP または TIMESTAMP WITH TIME ZONE などの Oracle データベースに格納される、標準のタイムスタンプデータタイプで表現されていることを確認します。
- 変換するタイムスタンプの具体的なフォーマットを必ず指定してください。Oracleデータベースのタイムスタンプは、「YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF」や「YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF TZH:TZM」など、表示形式が異なる場合があります。
- タイムスタンプを指定したフォーマットの文字列型に変換するには、TO_CHAR関数を使用します。たとえば:
- SELECT TO_CHAR(タイムスタンプカラム, ‘YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF’) FROM テーブル名;
- キャラクタ型タイムスタンプは TO_TIMESTAMP ファンクションを使って Oracle 内部のタイムスタンプデータ型に変換します。また、タイムスタンプにタイムゾーン情報が含まれる場合は、 TO_TIMESTAMP_TZ ファンクションを使用することもできます。たとえば、
- SELECT TO_TIMESTAMP_TZ(‘2022-01-01 12:00:00.000 +09:00’, ‘YYYY-MM-DD HH24:MI:SS.FF TZH:TZM’) FROM dual;
- タイムスタンプをUNIXタイムスタンプ(秒単位の時間)に変換したい場合は、EXTRACT関数で年月日時分秒を抽出して計算することで対応できます。例:
- SELECT (EXTRACT(DAY FROM timestamp_column) – TO_NUMBER(TO_CHAR(TO_DATE(‘1970-01-01’, ‘YYYY-MM-DD’), ‘DDD’)) – 1) * 86400 + EXTRACT(HOUR FROM timestamp_column) * 3600 + EXTRACT(MINUTE FROM timestamp_column) * 60 + EXTRACT(SECOND FROM timestamp_column) AS unix_timestamp FROM table_name;
上記のステップを踏めば、Oracleタイムスタンプは数値型に変換された状態になります。実需要やタイムスタンプの形式に合わせて、適切にアレンジしてください。