Oracleデータベースのページネーションには3つの方法があります。
- Oracleデータベースでは、ROWNUM関数を使用してページングを行うことができます。ROWNUMは、現在の行の行番号を表す仮想列です。ROWNUMを組み合わせることで、簡単にページング機能を実現することができます。例えば、クエリ文でROWNUMを使用してページングを行うことができます。
- 以下のクエリを日本語で表現すると、
SELECT * FROM (
SELECT t.*, ROWNUM rn FROM (
SELECT * FROM your_table ORDER BY column_name
) t
WHERE ROWNUM <= 10 ) WHERE rn >= 1;
は、
あなたのテーブルからデータをカラム名で並び替えて10件まで取得し、1行目から表示する。 - 上記の例では、クエリ文は指定した列で並べ替えられ、その結果に行番号が付けられ、外部クエリ内で行番号に基づいて絞り込みが行われ、ページネーションの効果が実現されます。
- ROW_NUMBER()関数を使用してページングを行います。ROW_NUMBER()関数はOracleデータベースのウィンドウ関数であり、クエリ結果の各行に一意の行番号を割り当てるために使用されます。ROW_NUMBER()関数を組み合わせることで、ページング機能を実現することができます。例えば、クエリ文中でROW_NUMBER()関数を使用することでページングを行うことができます。
- あなたのテーブルから、column_nameで並べ替えた結果の上位10行を取得する。
- 上記の例では、クエリ文は指定された列で最初に並べ替えられ、各行には一意の行番号が割り当てられます。その後、外部クエリでは行番号に基づいてフィルタリングされ、ページング効果が実現されます。
- Oracle 12cおよびそれ以降のバージョンでは、OFFSETとFETCHを使用してページングを行うことがサポートされています。OFFSETは結果セットのどの行からデータを返すかを指定し、FETCHは返される行数を指定します。例えば、
- あなたのテーブルから全ての行を選択し、column_nameで並べ替え、0行目から10行だけ取得してください。
- 上記の例では、クエリは指定された列でソートされ、OFFSET 0 ROWS FETCH NEXT 10 ROWS ONLYが使用され、1行目から10行のデータが返されるように指定され、ページング効果が実現されています。
上記の方法では、column_nameを実際の並べ替えたい列名に、your_tableを実際のテーブル名に置き換えてください。また、異なるクエリ要件やシナリオに応じて適切なページング方法を選択してください。