Oracleは、DMPから指定表をどのように復元しますか。
impdpユーティリティを使用すると、指定したテーブルをDMPファイルからリストアできます。
impdpツールを使用して指定された表をリストアする手順は以下のとおりです。
- コマンドウィンドウを開き、Oracleユーザーでデータベースにログインします。
- 以下のコマンドを実行して、DMPファイルの場所を指定したディレクトリオブジェクトを作成してください
CREATE DIRECTORY dmp_dir AS 'dmp文件路径';
‘dmpファイルのパス’を実際のdmpファイルのパスに置換してください。
- リストアするテーブルの表領域が既に存在していることを確認します。
- 復元する対象のテーブルを指定して、以下のコマンドを実行します。
impdp 用户名/密码 DIRECTORY=dmp_dir DUMPFILE=dmp文件名 TABLES=表名
「ユーザー名」、「パスワード」、「dmpファイル名」、「テーブル名」を実際の値に置き換えてください。
たとえば、「hr.dmp」というdmpファイルから「employees」という表を復元する場合、ユーザー名が「hr」、パスワードが「mypassword」だったら、以下のコマンドを使用します。
impdp hr/mypassword DIRECTORY=dmp_dir DUMPFILE=hr.dmp TABLES=employees
- impdpツールは、コマンドの実行後に指定されたテーブルの回復を開始します。復元が完了すると、復元されたテーブルにデータベースからアクセスできます。
REMAP_SCHEMAオプションを使用して別のスキーマにテーブルをリカバリーしたり、REMAP_TABLESPACEオプションを使用して別の表空間にテーブルをリカバリーしたりなど、他のオプションを使用してリカバリープロセスをカスタマイズすることもできます。詳細については、impdpツールの説明に関するOracle公式ドキュメントを参照してください。