Oracleのsrvctlコマンドでできること
OracleのSRVCTLコマンドは、Oracleデータベースインスタンスやサービスの管理に使用されるコマンドラインツールです。次の機能を提供しています。
- SRVCTLコマンドを使用してOracleデータベースサービスを作成および削除します。サービスとは、データベースインスタンスの論理的組み合わせであり、サービス名でアクセスできます。
- SRVCTLコマンドを利用して、Oracleデータベースサービスを起動と停止することができます。サービスを起動すると、そのサービス内のすべてのデータベースインスタンスが起動されます。サービスを停止すると、そのサービス内のすべてのデータベースインスタンスが停止されます。
- SRVCTLコマンドを使用して、サービスにデータベースインスタンスを追加または削除できます。データベースインスタンスを追加する時は、インスタンス名、リスナー名、ノード名など、いくつかのパラメータを指定することができます。
- データベースインスタンスを起動、停止する:SRVCTL コマンドを使用して、個々のデータベースインスタンスを起動、停止できます。データベースインスタンスを起動すると、そのインスタンスが所在するノード上のリスナーが起動します。データベースインスタンスの停止では、そのインスタンスが所在するノード上のリスナーが停止します。
- SRVCTL コマンドを使用して、サービスやデータベースインスタンスの状態を確認できます。サービス名、状態、ノード名などの情報を取得できます。
- SRVCTLコマンドでサービスやデータベースインスタンスのプロパティを変更する:サービスやデータベースインスタンスのプロパティは、SRVCTLコマンドで変更できます。サービスは、サービス名、リスナー名、ノード名などのプロパティを変更できます。データベースインスタンスは、インスタンス名、リスナー名、ノード名などのプロパティを変更できます。
- SRVCTLコマンドでサービスとデータベースインスタンスを別のノードへ移行できます。サービスとデータベースインスタンスを別のノードに移行できます。
- 高可用性(HA)機能の設定:Oracleデータベースのデータ保護、自動フェイルオーバー、障害回復などのHA機能は、SRVCTLコマンドを使用して設定できます。
SRVCTLコマンドは、オラクルが提供する、データベースインスタンスやサービスを管理・操作するための強力なツールです。