Oracleのinstr()関数の詳細と応用
Oracleで、instr()関数は指定されたサブストリングの位置を文字列内で検索するために使用されます。その構文は次のようになります:
INSTR(string, substring [, start_position [, nth_occurrence]])
パラメーターの説明:
- string: 検索する文字列。
- substring: 検索する部分文字列。
- 開始位置: オプションパラメータで、検索を開始する位置を指定し、デフォルトは1です。
- nth_occurrence:第n回目の出現を指定するオプションパラメータであり、デフォルトは1回目である。
戻り値:
- 子文字列が見つかった場合、その位置を文字列内で返します。
- 子文字列が見つからない場合は、0を返します。
以下是一些常見的使用範例:
- 子文字列の位置を検索する:
- SELECT INSTR(‘Oracle Database’, ‘Database’) AS position FROM dual;
— 結果:8 - 指定された位置からサブストリングの位置を検索します。
- SELECT INSTR(‘Oracle Database’, ‘a’, 4) AS position FROM dual;
— 結果:7 - 指定した文字列のN番目の出現位置を検索する。
- SELECT INSTR(‘Oracle Database’, ‘a’, 1, 2) AS position FROM dual;
— 結果:16 - 子文字列が見つからない場合は、0を返します。
- SELECT INSTR(‘Oracle Database’, ‘SQL’) AS position FROM dual;
— 結果:0
instr()関数は、サブストリングの位置を検索するだけでなく、他の用途にも利用することができます。例えば、
- 一部分の文字列を置き換える:
SELECT REPLACE(‘ABCDEF’, ‘CD’, ‘XY’) AS replaced_string FROM dual;
— 結果:ABXYEF - 文字列の一部を切り取る:
SELECT SUBSTR(‘Oracle Database’, 8, 8) AS substring FROM dual;
— 結果:Database
要点:
Oracleでのinstr()関数は、指定された位置や検索順序で部分文字列を検索するために使用されます。これは非常に一般的な文字列関数であり、さまざまなシーンで利用することができます。