OracleのDECLAREの使い方は何ですか?

Oracleでは、DECLAREはPL/SQLブロック内で変数、カーソル、例外を宣言するためのキーワードです。通常、DECLARE文はBEGIN文の前に置かれます。

DECLARE文の構文は次の通りです。

変数名 [CONSTANT] [データ型] [NOT NULL] [: = 初期値] ;
カーソル名 [パラメータ] ;
例外名 EXCEPTION ;
PRAGMA AUTONOMOUS_TRANSACTION ;
BEGIN

END ;

DECLARE文の各部分の説明を以下に示します。

  1. 変数宣言:variable_name で変数を宣言し、必要に応じて変数のデータ型を指定します。CONSTANT キーワードを使用して定数を宣言することもできます。NOT NULL キーワードを使用して、変数が NULL 値であってはならないことを示すことができます。変数に初期値を与えるには「:= initial_value」を使用します。
  2. カーソル宣言: カーソル・ネームを使用してカーソルを宣言し、必要に応じてカーソルのパラメータを指定します(パラメータ)。
  3. 例外宣言:exception_nameで例外を宣言します。
  4. PRAGMA AUTONOMOUS_TRANSACTION:PL/SQL ブロック内で独立したトランザクションを開始するための特殊な宣言。

DECLAREブロックには、IF、LOOP、CASEといった他のPL/SQL文も記述でき、宣言した変数やカーソルを操作・処理します。

DECLAREブロックは、変数、カーソル、例外などの宣言のみを行うもので、それ自体で実際のコードのロジックは持ちません。実際のコードのロジックは、BEGINとENDの間に記述する必要があります。

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