oracleの自己接続機能の使い方は何ですか。
Oracleデータベースのセルフジョイン機能は、別名を使用して実現できます。セルフジョインは、クエリ内のテーブルが自身と結合されることを指し、通常は同じテーブル内の異なる行を比較する必要がある場合に使用されます。
自己参照を用いたクエリの例を以下に示します。
SELECT
e1.employee_id,
e1.first_name,
e2.employee_id,
e2.first_name
FROM
employees e1,
employees e2
WHERE
e1.manager_id = e2.employee_id;
上記のクエリーでは、employeesテーブルが、e1とe2という別名を使用して2回自己結合されています。
e1とe2の「manager_id = employee_id」の条件を使って、e1テーブルのmanager_id列とe2テーブルのemployee_id列を比較し、各従業員の直属の上司を見つけます。
各従業員のemployee_id、first_name、および上司のemployee_idとfirst_nameが返される検索結果が表示されます。
自己に接続することがクエリのパフォーマンスを低下させる可能性があることに注意する必要があります。特に大量のデータを処理する場合は尚更です。そのため、自己接続を使用する際には、実際のニーズに合わせて最適化し、クエリ結果の数を制限する必要があります。