Oracleの文字コード変換法
オラクルの文字コード変換方法には次のようなものがあります。
- データベースの文字セットはALTER DATABASE ステートメントを使用して変更できます。たとえば、以下のステートメントを使用して、データベースの文字セットを US7ASCII から AL32UTF8 に変更できます。ALTER DATABASE CHARACTER SET AL32UTF8;
- テーブルの文字セットを変更するにはALTER TABLEステートメントを使用します。例:ALTER TABLE テーブル名 MODIFY カラム名 CHARACTER SET AL32UTF8;これにより、テーブルの文字セットがUS7ASCIIからAL32UTF8に変更されます。
- ALTER SESSION ステートメントを使用して、セッションの文字セットを変更します。例えば、下のステートメントはセッションの文字セットを US7ASCII から AL32UTF8に 変更します。 ALTER SESSION SET NLS_CHARACTERSET = ‘AL32UTF8’;
- エクスポート/インポートユーティリティを使用して文字コードを変換する。文字コードを変換するには、Oracle提供のデータポンプユーティリティ(expdpおよびimpdp)または従来のエクスポート/インポートユーティリティ(expおよびimp)を使用してデータをエクスポート/インポートし、インポート時に文字コードを変換できる。
文字コード変換を行う際には、データが破損または喪失する恐れがあるため、慎重に検討し、十分なバックアップやテストを行った上で実施してください。