Oracleのテーブルスペースの使い方は何ですか?

Oracleデータベースの表領域は、データベースオブジェクトを保存するための論理構造です。表領域には1つ以上のデータファイルが含まれており、これらのファイルは1つ以上のディスクに分散して配置されることがあります。

Oracleのテーブルスペースの使用方法は以下の通りです。

  1. 新しいテーブルスペースを作成するには、CREATE TABLESPACEステートメントを使用します。テーブルスペースの名前、データファイルの場所とサイズ、データファイルの拡張性などのパラメータを指定することができます。
  2. 表に表領域を割り当てる:テーブルの作成時に、どの表領域にテーブルを保存するか指定できます。ALTER TABLE文を使用して既存のテーブルを異なる表領域に移動することもできます。
  3. インデックスに表領域を割り当てる:インデックスを作成する際に、どの表領域にインデックスを保存するかを指定することができます。ALTER INDEX文を使用して既存のインデックスを別の表領域に移動することができます。
  4. 表領域を拡張する際には、データファイルに空きがない場合は、データファイルのサイズを増やすか新しいデータファイルを追加することで容量を拡張できます。データファイルのサイズを増やすにはALTER TABLESPACE文を使用し、新しいデータファイルを追加するにはALTER DATABASE文を使用します。
  5. テーブルスペースの使用状況を監視するには、V$TABLESPACEやDBA_TABLESPACESなどのシステムビューを使用できます。これらのビューには、テーブルスペースの総サイズ、使用済みスペース、残りスペースなどの情報が表示されます。
  6. テーブルスペースの圧縮:テーブルスペースに多くの未使用空間が存在する場合、ALTER TABLESPACEステートメントを使用してテーブルスペースを圧縮することができます。テーブルスペースの圧縮は未使用の空間を回収し、テーブルスペースのサイズを減少させることができます。
  7. 不必要となった表領域は、DROP TABLESPACE文を使用して削除できます。表領域を削除する前に、データがバックアップされているか他の表領域に移動されていることを確認してください。
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