Oracleで一時的な表領域を作成する方法は?

Oracleデータベースで一時表領域を作成する手順は以下の通りです。

  1. 最初に、Oracleデータベースに接続してSYSユーザーとしてログインします。
  2. 新しい一時表領域を作成するには、以下のSQL文を使用します。
CREATE TEMPORARY TABLESPACE temp_ts
TEMPFILE 'temp_ts.dbf' SIZE 100M
AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE UNLIMITED
EXTENT MANAGEMENT LOCAL UNIFORM SIZE 1M;

temp_tsは新しく作成した一時表領域の名前であり、temp_ts.dbfは一時表領域のデータファイル名です。SIZEは表領域の初期サイズを指定し、AUTOEXTEND ONは表領域ファイルが自動的に拡張されることを示します。EXTENT MANAGEMENT LOCALはローカル管理方式を採用しており、UNIFORM SIZEは表領域のextentを均等に分配することを表します。

  1. ユーザーが指定した一時表領域をデフォルトの一時表領域に設定する場合、以下のSQL文を使用できます:
ALTER DATABASE DEFAULT TEMPORARY TABLESPACE temp_ts;

したがって、ユーザーは一時テーブルを作成する際にtemp_ts一時テーブルスペースをデフォルトで使用するようになります。

  1. 最終的に、一時表領域が正常に作成されたかどうかを確認するために、以下のSQLステートメントを使用してデータベース内のすべての表領域情報を確認できます。
SELECT tablespace_name, status, contents, extent_management, allocation_type
FROM dba_tablespaces;

上記の手順を経ることで、一時表領域を作成し、そのデフォルトを設定することができます。

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