Oracle 接続プールとは?再利用方法と設定【初心者向け】
Oracleで、接続プールと接続の再利用を実現するためには、以下の手順を取ることができます。
- 最初に、Oracleデータベース内で接続プールを作成します。接続プールを作成するには、OracleのPL/SQLパッケージであるDBMS_CONNECTION_POOLを使用することができます。例えば、以下のステートメントを使用して、名前がMY_CONNECTION_POOLの接続プールを作成できます。
EXEC DBMS_CONNECTION_POOL.CREATE_POOL(pool_name => 'MY_CONNECTION_POOL', maxsize => 10, minsize => 2, incrsize => 1, session_state => 'ACTIVATED');
- その後、アプリケーション内でコネクションプールを使用してデータベース接続を取得します。コネクションプールから接続を取得するには、DBMS_CONNECTION_POOL.ACQUIRE_CONNECTIONを呼び出すことができます。例えば、以下のステートメントを使用して接続を取得できます:
DECLARE
conn UTL_TCP.connection;
BEGIN
conn := DBMS_CONNECTION_POOL.ACQUIRE_CONNECTION(pool_name => 'MY_CONNECTION_POOL');
END;
- アプリケーションで接続を使用した後は、接続を解放して再利用できるようにする必要があります。接続を解放するには、DBMS_CONNECTION_POOL.RELEASE_CONNECTIONを呼び出すことができます。例えば、以下のステートメントを使用して接続を解放できます:
DECLARE
conn UTL_TCP.connection;
BEGIN
conn := DBMS_CONNECTION_POOL.ACQUIRE_CONNECTION(pool_name => 'MY_CONNECTION_POOL');
-- 使用连接
...
DBMS_CONNECTION_POOL.RELEASE_CONNECTION(conn);
END;
上記の手順に従うことで、Oracleでコネクションプールやコネクションの再利用を実現し、アプリケーションの性能とスケーラビリティを向上させることができます。