Oracle拡張表領域の作成方法
Oracle表領域の拡張手法
- ALTER TABLESPACEコマンドを使用します
ALTER TABLESPACEコマンドを使用すれば、表領域のサイズを増やせます。例えば、以下のようなコマンドを使用すれば、表領域のサイズを100MBまで増やせます。
ALTER TABLESPACE tablespace_name ADD DATAFILE 'file_path' SIZE 100M;
- 自動的にエクステントを拡張する表領域:
テーブル領域を自動拡張に構成することで、テーブル領域の空き容量が不足したときに、自動的にテーブル領域のサイズが増加します。テーブル領域の自動拡張は、次のコマンドで構成できます。
ALTER DATABASE DATAFILE 'file_path' AUTOEXTEND ON NEXT 100M MAXSIZE unlimited;
- データファイルを追加します。
データファイルを追加することで、表領域のサイズを拡張できます。ALTER TABLESPACE ステートメントを使用してデータファイルを追加できます。たとえば、次のようになります。
ALTER TABLESPACE tablespace_name ADD DATAFILE 'file_path' SIZE 100M;
- 表領域圧縮を使用する:
表領域圧縮を利用すると、領域の解放と表領域のサイズの拡張が可能です。未利用の領域を解放して圧縮可能な表領域に対して表領域圧縮コマンドを利用することで、下記のように圧縮できます。
ALTER TABLESPACE tablespace_name SHRINK SPACE;
- パーティションテーブルを使用する:
パーティションテーブルを使うことで、データを複数のテーブルスペースに分割して格納し、テーブルスペースサイズを拡大できます。パーティションテーブルを作成することで、データの分散格納を実現できます。
CREATE TABLE table_name
(column1 datatype, column2 datatype, ...)
PARTITION BY RANGE (column_name)
(PARTITION partition1 VALUES LESS THAN (value1),
PARTITION partition2 VALUES LESS THAN (value2),
...);
なお、本手順はオラクルデータベースにのみ対応しています。実際の手順やコマンドはオラクルデータベースのバージョンや構成によって異なる場合があります。