Oracleのプロシージャーの使い方は?
OracleにおけるProcedure(プロシージャー)とは、一連のSQL文と操作をカプセル化し、実行するストアドプロシージャーオブジェクトです。関数に似ていますが、値を返しません。プロシージャーには、入力パラメータ、出力パラメータ、戻り値パラメータを含めることができ、条件判断、ループ、例外処理などの論理を含めることができます。
Procedure は主に以下に利用されています。
- 複合的なデータ処理と業務ロジックの実行:プロシージャを使用すると、複数の SQL ステートメントを組み合わせて、複合的なデータ処理と業務ロジックを実現できます。たとえば、プロシージャでデータの挿入、更新、削除、トランザクション管理などの操作を実行できます。
- データ操作に対する一連のSQL文をプロシージャにまとめることで実行時のネットワーク通信コストが削減され、データベースのパフォーマンスが向上します。また、プロシージャはプリコンパイルが可能なので、毎回のSQL文の実行時に解析やコンパイルの処理が不要になるため、パフォーマンスを向上できます。
- 実行権限の付与による権限制御の実現:データベース操作に対する権限制御を施行するため、プロシージャに対して実行権限を付与することができます。プロシージャの実行を実行できるのは、その権限を有するユーザーまたはロールのみです。
- プロシージャの利用により、一連のSQL文や操作を再利用可能なモジュールとしてカプセル化することで、コードのモジュール性と保守性を向上できます。別のプログラムやプロシージャは、プロシージャを呼び出して同じ機能を実現できます。これにより、同様のコードを繰り返し記述する必要がなくなります。
手続きの使用手順は、通常、以下の手順で構成されます。
- プロシージャの作成: CREATE PROCEDURE ステートメントを使用してプロシージャを作成し、入力パラメーター, 出力パラメーター, 戻りパラメーターなどを定義します。
- Procedure本体を記述: Procedure本体には、実行するSQL文と条件判定、ループ、異常処理などの操作を記述する。
- プロシージャ呼び出し:CALL文を使用するか、SQL文でプロシージャを直接呼び出して実行します。
- 削除プロシージャ:不要になったプロシージャは、DROP PROCEDUREステートメントを使用して削除できます。
注意すべき点は、OracleにおけるProcedureはデータベースオブジェクトに属するため、異なるユーザーは同じ名前のProcedureを作成することができますが、それらは独立しています。したがって、Procedureを呼び出す際には、所属するユーザー名を指定する必要があります。