Oracleのセッションタイムアウトの設定方法
Oracleデータベースにおいて、セッションタイムアウト期間は次の2つの方法で設定できます。
- SQLコマンドラインインターフェイスまたはデータベース管理ツール(SQL Developerなど)を使用して設定します。
- 特定ユーザーのセッションタイムアウト時間を変更するには、ALTER PROFILE ステートメントを使用してユーザーのプロファイルを変更できます。たとえば、ユーザー「user1」のセッションタイムアウト時間を 30 分に設定するには、次のコマンドを実行します。ALTER PROFILE default LIMIT idle_time 30;
- すべてのセッションのデフォルトタイムアウト時間はデフォルト設定ファイルを編集することで変更できます。たとえば、すべてのセッションのデフォルトタイムアウト時間を60分にする場合は、以下のコマンドを実行します。ALTER PROFILE default LIMIT idle_time DEFAULT;
ALTER SYSTEM SET resource_limit = TRUE; - データベースパラメーターファイル(init.oraやspfileなど)の編集
- データベースのパラメータファイルを見つけて開きます。パラメータファイルのパスを探すには、次のコマンドを使用します。 `SHOW PARAMETER pfile;`
- セッションタイムアウト時間を設定するには、パラメータファイルに次のパラメータ行を追加または修正します:RESOURCE_LIMIT = TRUE IDLE_TIME = (タイムアウト時間(分)>
- ファイルを保存しデータベースを再起動して変更を有効にしてください。
設定に利用する手段に関わらず,関連するコマンドを実行するには、適切な権限(SYSDBAやSYSOPERなど)を持っている必要があります。