OracleでのJOINの使い方は何ですか?
OracleでのJOINは、複数のデータテーブルのデータを結合するために使用されます。JOIN操作は、2つ以上のテーブル間で共有カラム(通常は主キーと外部キー)に基づいてマッチングされ、マッチする行を含む結果セットを返します。
Oracleでは、使用できる異なるJOINタイプがいくつかあります。
- 内部結合(INNER JOIN):2つの表でマッチングする行の交差を返す。両方の表に存在する行のみを返します。
SELECT column_name(s)
FROM table1
INNER JOIN table2
ON table1.column_name = table2.column_name;
- 外部結合(アウタージョイン):2つのテーブルの一致する行の和集合と、一致しない行を返す。左外部結合(LEFT OUTER JOIN)と右外部結合(RIGHT OUTER JOIN)に分けられる。
左外部結合は、左のテーブルのすべての行と、左のテーブルにマッチする右のテーブルの行を返す。
SELECT column_name(s)
FROM table1
LEFT JOIN table2
ON table1.column_name = table2.column_name;
右のテーブルに一致する左のテーブルの行を返す、右外部結合を行います。
SELECT column_name(s)
FROM table1
RIGHT JOIN table2
ON table1.column_name = table2.column_name;
- 自己結合(セルフジョイン):表とそれ自身を結合することで、類似した属性を持つ行を表内で検索することができます。
SELECT column_name(s)
FROM table1 t1, table1 t2
WHERE t1.column_name = t2.column_name;
- クロスジョイン:二つのテーブルの直積を返す。つまり、一つのテーブルの一行が他のテーブルの全ての行と組み合わされる。
SELECT column_name(s)
FROM table1
CROSS JOIN table2;
上記はOracleにおけるJOINの一般的な使用法のいくつかであり、具体的な要件に応じて適切なJOINタイプを選択することができます。