OpenStack 外部ネットワークの使い方
OpenStackの外部ネットワークを使用するには、次の手順を実行する必要があります。
- 外部ネットワークを作成:OpenStack Dashboardにアクセスしてネットワークセクションに移動し、外部ネットワークを作成します。必ず外部ネットワークに「外部」を設定してください。
- 外部ネットワーク サブネットの作成:外部ネットワーク内でサブネットを作成し CIDR(例. 10.0.0.0/24)を指定する
- ルータの作成: OpenStack ダッシュボードのネットワークセクションで、ルータを作成して、外部ネットワークと特定プロジェクトの内部ネットワークに関連付けます。
- 内部ネットワークのサブネットを、作成したルーターに関連付けます。
- ルータのゲートウェイの設定:ルータの設定で、外部ネットワークのサブネットをルータのゲートウェイに設定する。
- セキュリティグループのルールを作成する:特定のインバウンドとアウトバウンドのトラフィックを許可するように外部ネットワークに対してセキュリティグループのルールを作成する。
- 外部ネットワークを使用するインスタンスに浮動IPアドレスを割り当てます。
- インスタンスの設定を更新する:インスタンスを起動するときは、外部ネットワークにインスタンスが接続されていることを確認する。
上記の手順を完了したら、OpenStackインスタンスが外部ネットワークと通信できるようになります。インスタンスが外部ネットワークで正常に機能するには、さらにネットワークの設定や調整が必要になる場合があります。