nginxの設定方法を非常に詳細に説明したチュートリアル
Nginxを設定するには、次の手順に従って操作してください。
- Nginxをインストールする:
- Ubuntu上でNginxをインストールするには、次のコマンドを使用することができます:sudo apt update
sudo apt install nginx - CentOS上でNginxをインストールするには、以下のコマンドを使用してください:sudo yum update
sudo yum install nginx - 基本の設定:
- Nginxの設定ファイルは /etc/nginx/nginx.conf にあります。どのテキストエディターでも開くことができます。
- ファイル内でhttpブロックを見つけることができます。このブロックはグローバル設定に使用されます。httpブロック内では、ポート番号やログパスなどの基本設定を行うことができます。
- serverブロックを追加して、仮想ホストを構成することができます。各サーバーブロックは1つのウェブサイトに対応します。ドメイン、ルートディレクトリ、アクセスログなどをserverブロック内で設定できます。
- 静的ウェブサイトの設定:
- serverブロック内では、rootディレクティブを使用してウェブサイトのルートディレクトリを設定することができます。例:server {
listen 80;
server_name example.com;
root /var/www/html;
} - locationブロックを使用して特定のURLパスのルールを設定できます。例えば:location /images/ {
alias /var/www/images/;
} - 逆プロキシ設定:
- serverブロック内では、proxy_passディレクティブを使用してリバースプロキシを設定することができます。例:server {
listen 80;
server_name example.com;
location / {
proxy_pass http://backend_server;
}
} - 上記の設定により、すべてのリクエストがhttp://backend_serverに転送されます。
- SSL/TLSの設定:
- SSL/TLSを有効にするには、証明書ファイルを生成する必要があります。証明書を生成するために、無料のLet’s Encryptサービスを利用することができます。
- serverブロック内では、ssl_certificateおよびssl_certificate_keyディレクティブを使用して、証明書ファイルのパスを指定することができます。例:server {
listen 443 ssl;
server_name example.com;
ssl_certificate /path/to/cert.pem;
ssl_certificate_key /path/to/key.pem;
} - 注意すべき点は、HTTPSがデフォルトで443ポートを使用していることです。
- Nginxを再起動します。
- 設定完了後、次のコマンドを使用してNginxを再起動して、設定を有効にします:sudo systemctl restart nginx
これは基本的なNginxの設定チュートリアルです。必要に応じて、Nginxのより高度な設定項目や機能をさらに詳しく学ぶことができます。