nginxのプロキシバッファの設定方法はどうですか。
nginxのプロキシバッファは、以下の設定で設定できます:
- proxy_bufferingは、プロキシバッファリングを有効または無効にするために使用され、デフォルトでは有効になっています。onまたはoffに設定することができます。
- proxy_buffersは、プロキシキャッシュのサイズと量を設定するためのものです。複数の値を設定することができ、各値には2つのパラメータが含まれます。最初のパラメータは各バッファのサイズであり、2番目のパラメータはバッファの数です。例えば、proxy_buffers 8 16k; は、各バッファのサイズが16kで、総数が8つあることを示します。
- proxy_buffer_sizeの設定は、デフォルトで4kですが、必要に応じて調整できます。
- proxy_busy_buffers_sizeは、全てのバッファが使用されている場合に一時的にレスポンス用の追加バッファを格納するサイズを設定するためのものです。デフォルトは8kです。
- proxy_max_temp_file_sizeは、レスポンスのサイズがこの値を超えるときに、nginxが一時ファイルをディスクに書き込むように設定されます。デフォルトは0であり、レスポンスはディスクに書き込まれません。
Nginxのhttp、server、またはlocationブロックでこれらの設定を行い、異なるシナリオのプロキシバッファを設定できます。設定手順は次の通りです。
http {
...
proxy_buffering on;
proxy_buffers 8 16k;
proxy_buffer_size 4k;
proxy_busy_buffers_size 8k;
proxy_max_temp_file_size 0;
...
}
代理バッファの設定は、実際の状況に応じて調整する必要があり、メモリの使用量とパフォーマンスの要求をバランスさせることが重要です。