MySQL 結合インデックスの仕組みは?
MySQL の複合インデックスは、複数カラムを1つのインデックスにまとめることで、複数カラムの検索効率を高めます。B+木を使用して複合インデックスの仕組みを説明できます。
B+木は多叉木であり、各ノードが複数の子ノードを持つ。MySQLでは各インデックスはB+木である。結合インデックスの場合、B+木では複数の列の値の組み合わせをノードに格納する。
複合インデックスを対象とするクエリで使用すると、MySQLはそのインデックスの順番に沿って各列の値を比較し、一致するレコードが見つかるか比較を続けられなくなるまで繰り返します。この方式によりデータベースの読み取り回数を減らし、クエリの効率を上げることができます。
結合インデックスの順番は、検索の効率に影響を与えます。
複合インデックスはソート操作にも活用できます。複合インデックスを使用したソートを行うと、MySQLはレコード全体をソートするのではなく、インデックスの順番にソートします。これにより、ソートにかかる時間とI/Oコストを削減できます。
MySQL の複合インデックスは、複数の列を組み合わせて 1 つのインデックスを作成し、B+ 木構造を活用してクエリやソートを実行することで、複数列検索のパフォーマンスを向上させます。