MySQL集計関数の使用法

データベース内のデータを統計して計算するMySQLの集計関数。

  1. COUNT:条件に一致するレコードの数を数えます。
  2. SUM: 列の合計を計算します。
  3. AVG:ある列の平均値を求めます。
  4. MAX:最大値を取得する
  5. MIN:列の最小値を取得する。
  6. GROUP_CONCAT:ある列の値を1つの文字列に連結するために使用され、連結子を指定することができます。
  7. DISTINCT:重複しない値を返すために使用します。

集約関数はGROUP BY句と組み合わせて使用され、特定の列に基づいてデータをグループ化し、各グループに集計関数を適用して計算します。例えば、GROUP BYとSUM関数を組み合わせで使用する事で、部門ごとの総売上を求める事ができます。

サンプル

SELECT department, SUM(sales) as total_sales
FROM sales_table
GROUP BY department;

上記のクエリでは、sales_table テーブルのデータを部門別にグループ化し、各部門の総売上を計算します。結果は、部門と総売上を表す 2 つの列から構成されます。

集約関数はWHERE句では使用できません。WHERE句ではテーブル全体または特定のデータグループに対して計算を実行する必要があるためです。集約結果を抽出する場合は、HAVING句を使用します。

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