MySQLデータベースの保存場所を変更する方法は?
MySQLデータベースの保存場所を変更するには、以下の手順に従って操作できます:
- MySQLサービスを停止する:コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開き、以下のコマンドを入力してMySQLサービスを停止します。
sudo service mysql stop
- MySQLのデータディレクトリをコピーします。デフォルトでは、MySQLのデータディレクトリは/var/lib/mysqlにあります。新しいストレージ場所にこのディレクトリをコピーすることができます。例えば、データディレクトリを新しい場所である/home/mysql_dataにコピーする場合、以下のコマンドを使用してください。
sudo cp -R /var/lib/mysql /home/mysql_data
- MySQLの設定ファイルを変更する:MySQLの設定ファイルであるmy.cnfを開きます。Ubuntuでは、通常は/etc/mysql/my.cnfにあります。このファイルをテキストエディタで開いてください。
sudo vi /etc/mysql/my.cnf
- 配置ファイルでdatadirオプションを見つけ、その値を新しいデータディレクトリのパスに変更します。例えば、/home/mysql_dataに変更してください。
datadir = /home/mysql_data
- 設定ファイルを保存し、閉じます。
- 新しいデータディレクトリとその中身の所有者およびグループをMySQLユーザー(通常はmysql)と一致させるために、ファイル権限を変更してください。次のコマンドを使用して権限を変更することができます。
sudo chown -R mysql:mysql /home/mysql_data
- MySQLサービスを起動するには、以下のコマンドを入力してください。
sudo service mysql start
上記の手順を完了すると、MySQLデータベースの保存先が新しいディレクトリに変更されます。何か予期せぬ事態に備えて、データをバックアップしてください。