MyBatis セカンドレベルキャッシュとは?メリット・デメリット
マイバティスのセカンダリキャッシュは、マッパー単位のキャッシュであり、クエリ結果をキャッシュし、データベースへのアクセス回数を減らし、システムのパフォーマンスを向上させるために使用されます。その利点と欠点は以下の通りです:
利点:
- データベースアクセス回数を減らしてシステムパフォーマンスを向上させる:セカンダリキャッシュはクエリ結果をキャッシュできるため、同じクエリリクエストがある場合はキャッシュから直接データを取得し、データベースアクセス回数を削減し、システムパフォーマンスを向上させることができます。
- MyBatisのセカンダリキャッシュを使うことで、データの整合性を向上させることができます。デフォルトではトランザクションが有効になっており、同じトランザクション内でのデータの整合性を確保することができます。
- 設定は簡単です:MyBatisのセカンダリキャッシュは、簡単な設定でオンまたはオフにできます。
短所:
- データの更新が適時でない:セカンダリキャッシュは同じSqlSessionFactoryで共有されるため、1つのセッションがデータを変更すると、他のセッションはその変更を察知できず、データの更新が適時でない可能性がある。
- 内存使用量が多い:セカンダリキャッシュはメモリに保存されるため、データ量が多いと大量のメモリを使用します。
- MyBatisのセカンダリキャッシュを更新する必要があります。データが変更された際にキャッシュを手動でクリアするか、手動でリフレッシュする必要があります。
MyBatisのセカンダリキャッシュは、システムのパフォーマンスを向上させる一方で、いくつかの欠点もあります。開発者は具体的なシーンに応じて使用するかどうかを決定する必要があります。