mfc でプロパティウィンドウを表示の方法
MFC において、以下の手順によりプロパティ ウィンドウを表示できます。
- Visual Studio IDEを開いて、MFCアプリケーションプロジェクトを作成します。
- リソースビューで、属性を表示するウィンドウ(例:ダイアログボックスまたはビュークラス)を見つけます。
- そのウィンドウを右クリックし、「クラスの追加」を選択します。
- 「クラスの追加」ダイアログボックスの「基本クラス」に「プロパティページ」を選択し、新しいクラスに名前を割り当てます。
- 「クラスの追加」ボタンをクリックすると、Visual Studioで新しいクラスファイルが生成され、CPropertyPageクラスから継承されます。
- プロパティを表示するウインドウクラスに、プロパティページのインスタンスを格納するメンバ変数を追加します。
CPropertySheet m_PropertySheet;
YourPropertyPage m_Page;
- OnInitDialog() 関数に、次のコードを追加してプロパティページとプロパティシートを初期化します。
m_PropertySheet.AddPage(&m_Page);
m_PropertySheet.Create(this, WS_CHILD | WS_VISIBLE, 0);
m_PropertySheet.ModifyStyleEx(0, WS_EX_CONTROLPARENT);
m_PropertySheet.SetActivePage(&m_Page);
- ウィンドウクラスのOnSize()関数に、プロパティページのサイズ調整を行う以下のコードを追加してください。
CRect rectClient;
GetClientRect(&rectClient);
m_PropertySheet.MoveWindow(rectClient);
- アプリケーションをビルドして実行すると、プロパティ ウィンドウが自分のウィンドウ内に表示されます。
- 必要に応じて他のプロパティページやカスタムプロパティページの内容を追加することができます。
上記はプロパティ ウィンドウを表示する方法の一例ですが、実装はプロジェクトの要件によって異なる場合があります。