mfc でプロパティウィンドウを表示の方法

MFC において、以下の手順によりプロパティ ウィンドウを表示できます。

  1. Visual Studio IDEを開いて、MFCアプリケーションプロジェクトを作成します。
  2. リソースビューで、属性を表示するウィンドウ(例:ダイアログボックスまたはビュークラス)を見つけます。
  3. そのウィンドウを右クリックし、「クラスの追加」を選択します。
  4. 「クラスの追加」ダイアログボックスの「基本クラス」に「プロパティページ」を選択し、新しいクラスに名前を割り当てます。
  5. 「クラスの追加」ボタンをクリックすると、Visual Studioで新しいクラスファイルが生成され、CPropertyPageクラスから継承されます。
  6. プロパティを表示するウインドウクラスに、プロパティページのインスタンスを格納するメンバ変数を追加します。
CPropertySheet m_PropertySheet;
YourPropertyPage m_Page;
  1. OnInitDialog() 関数に、次のコードを追加してプロパティページとプロパティシートを初期化します。
m_PropertySheet.AddPage(&m_Page);
m_PropertySheet.Create(this, WS_CHILD | WS_VISIBLE, 0);
m_PropertySheet.ModifyStyleEx(0, WS_EX_CONTROLPARENT);
m_PropertySheet.SetActivePage(&m_Page);
  1. ウィンドウクラスのOnSize()関数に、プロパティページのサイズ調整を行う以下のコードを追加してください。
CRect rectClient;
GetClientRect(&rectClient);
m_PropertySheet.MoveWindow(rectClient);
  1. アプリケーションをビルドして実行すると、プロパティ ウィンドウが自分のウィンドウ内に表示されます。
  2. 必要に応じて他のプロパティページやカスタムプロパティページの内容を追加することができます。

上記はプロパティ ウィンドウを表示する方法の一例ですが、実装はプロジェクトの要件によって異なる場合があります。

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