MATLABにおけるtrapz関数の使用方法

数値積分を計算するためのMATLABの関数で、構文は以下のようになります。

y = trapezoidal(x, y)

xはx軸のデータ点で、yはその対応するy軸のデータ点

trapz関数は指定されたデータ点に対して台形則を使用して数値積分を行い、その結果を返します。台形則は、データ点間の領域を複数の台形に分割し、それぞれの面積の合計を計算することで積分を近似的に求める方法です。

trapz関数の使用方法のサンプルを以下に示します

x = [0:4]; % x軸のデータ点

y = [0, 1, 4, 9, 16]; % y軸のデータ点

積分 = trapz(x, y) % trapz関数を使用して積分を計算

この例では、区間 [0, 4] における関数 Y=X^2 の数値積分を計算します。trapz 関数は、X 軸と Y 軸上のデータ点間で自動的に補間を行い、近似的な積分結果を計算します。この例では、結果は 21 になります。

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