MATLABでフィルタを呼び出す方法

MATLABでは,filter関数を利用することでフィルタを呼び出すことが可能です。filter関数の構文は以下のとおりです。

y = filter(b, a, x)

フィードフォワード係数b、フィードバック係数a、入力信号xで決定されます。

以下にサンプルコードを示します。

フィルターの分子係数と分母係数を定義します。

b = [0.5, 0.5]; % 分子定数

a = [1, -0.5]; % 分母の係数

入力信号

x = [1, 2, 3, 4, 5]

フィルタを呼び出す

y = filter(b, a, x);

結果を出力する

disp(y);

上の例では、分子係数 [0.5, 0.5]、分母係数 [1, -0.5] の 2 次低域通過フィルタを定義しています。次に、入力信号 x を定義し、filter 関数呼び出しで入力信号をフィルタリングして出力信号 y を取得します。最後に、出力信号 y をプリントしています。

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