MATLAB の norm 関数の使い方は?
MATLABのnorm関数は、ベクトルのノルムや行列のノルムを計算するためのものです。構文は以下の通りです。
- ベクトルのノルムを計算する:
n = norm(v, p) で、v はベクトル、p は指定したノルムの種類です。一般的に利用されるノルムの種類:
- p = 2: ユークリッドノルム(デフォルト)
- p = 1:1-ノルム(絶対値の和)
- p = Inf:無限ノルム(絶対値の最大値)
- 行列のノルムを計算する:
n = norm(A, p) で、A は行列、p は指定されたノルムの種類です。一般的なノルムの種類として次のようなものがあります。
- p = ‘fro’ :フロベニウスノルム(行列要素の2乗和の平方根)
- p = ‘nuc’: 核ノルム (特異値の和)
戻り値nは計算されたノルムです。