MATLAB の norm 関数の使い方は?

MATLABのnorm関数は、ベクトルのノルムや行列のノルムを計算するためのものです。構文は以下の通りです。

  1. ベクトルのノルムを計算する:

n = norm(v, p) で、v はベクトル、p は指定したノルムの種類です。一般的に利用されるノルムの種類:

  1. p = 2: ユークリッドノルム(デフォルト)
  2. p = 1:1-ノルム(絶対値の和)
  3. p = Inf:無限ノルム(絶対値の最大値)
  1. 行列のノルムを計算する:

n = norm(A, p) で、A は行列、p は指定されたノルムの種類です。一般的なノルムの種類として次のようなものがあります。

  1. p = ‘fro’ :フロベニウスノルム(行列要素の2乗和の平方根)
  2. p = ‘nuc’: 核ノルム (特異値の和)

戻り値nは計算されたノルムです。

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