matlabのrandom関数の使い方は?
MATLABでは、乱数生成にrandom関数が使われます。この関数は、以下のように様々な使い方があります。
- 生成(あるいは取得)0 以上 1 未満の乱数を格納する変数を r とする。
- random(n): 指定したn×n行列を乱数で初期化します。乱数は[0,1)の範囲で生成されます。
例:A = random(3) - random(m, n):[0,1)の範囲内の乱数を要素とする、m×nサイズの行列を生成します。例:B = random(2, 4)
- 乱数の生成器の状態をsに設定し、乱数の生成を繰り返す。例:random(‘state’, 0)
- 乱数生成器の種を s に設定します。これにより、再現可能な乱数の生成が可能になります。たとえば、random(‘seed’, 1) の場合。
- Normal分布に従う一様乱数を生成する(平均をmu、標準偏差をsigmaとする):例:X = random(‘Normal’, 0, 1, [1, 100])
- ポアソン分布に従う乱数を発生させます。lambda は平均値です。例: Y = random(‘Poisson’, 5, [1, 100])
MATLABには、この他にもランダム数生成関数があり、より多くのパラメータオプションが提供されています。「help random」をMATLABコマンドウィンドウに入力すると、より詳細な説明書と例が表示されます。