MATLABにおけるディラックデルタ関数の活用方法
MATLABでは、ディラックデルタ関数はdiracコマンドで表されることが一般的です。
デルタ関数とは、単位インパルス関数、またはディラックのデルタ関数とも呼ばれる関数で、原点のみに無限大、それ以外の値では0となる関数です。MATLABでは、デルタ関数は次のように表されます。
dirac(t)
これの中で、t は標量またはベクトルでありうる時間変数です。
ネイティブで日本語に言い換えると、以下のような例があります。
t = -10:0.1:10;
y = dirac(t);
plot(t, y)
このコードは、単位インパルス関数がt=0のときに無限大に発散するものを描いています。
t = -10:0.1:10;
y = dirac(t-5);
plot(t, y)
このコードは、単位インパルス関数のt=5の時点での値が無限大になる状況を描写している。
ディラック関数はt=0で無限大なので、Matlabで可視化と計算を行うには大きな正数に置換することがあります。