Makefileの中でpatsubstやwildcard関数を使った方法の要約
makefileにおいて、patsubst関数とwildcard関数は非常に便利であり、ファイル名のパターンマッチングや置換に役立ちます。
- ワイルドカード関数
- ファイル名のパターン:$(wildcard pattern)
- 目的:指定されたパターンのファイルを検索し、そのパターンに一致するファイルのリストを返すために使用します。
- SRC := $(wildcard *.c) # カレントディレクトリにある全ての.cファイルのリストを取得
OBJ := $(patsubst %.c, %.o, $(SRC)) # SRC内の.cファイルを.oファイルに置換 - 文字列置換関数
- パターンに一致するテキストを置換して、新しいテキストを生成します。
- 機能:指定されたパターンのテキストを指定された内容に置き換えるためのもの。
- SRC := main.c utils.c # コンパイルする必要があるソースファイルを定義する
OBJ := $(patsubst %.c, %.o, $(SRC)) # SRC内の.cファイルを.oファイルに置き換える
以上に述べたように、patsubstとwildcard関数は非常に便利なmakefile関数であり、ファイル名のパターンマッチや置換を助けてくれるので、makefileの作成を簡素化することができます。