Log4j 変換パターンの書式に何を意味する
Log4j の ConversionPattern パラメーターは、ログ出力形式を定義するパターンを定義します。これは、1 つ以上の変換子とオプションの修飾子で構成されます。
ConversionPatternパラメータの一般的な書式と意味を以下に示します。
- %d:出力するログの日時。初期値はISO8601形式(例えば:2019-01-01T00:00:00,000+0800)。
- %p: 出力されるログのレベル。
- %t: スレッド名が生成されたログに出力されます。
- %c: 生成されたログのクラスの完全修飾名を出力します。
- %m:出力ログメッセージ
- %n : プラットホームに関連した行区切文字を出力します。
- %F:出力された生成ログのクラスファイル名
- %L: ソース生成ログを出力するコード行番号。
- %M:ログ生成メソッド名
- %x: ネストした診断コンテキスト (NDC) を出力します。
- %X:MDC(マッピングされた診断コンテキスト)を出力します。
- %:パーセント記号を出力します。
上記の一般的な変換仕様に加えて、書式出力に修飾子を使用することもできます。
- %5p : 指定したログレベルは最小幅が5文字で、不足するとスペースで埋める。
- %-5p:ログレベルを最大5文字で指定し、それより短いとスペースで埋める
- %10m: 指定されたログメッセージの最小幅は10文字で、不足した場合はスペースでパディングされます。
- %-10m: 指定ログメッセージの最大幅を10文字とし、足りない場合は空白で埋める
変換符や修飾子を設定することで、用途に応じてログ出力形式をカスタマイズできます。