LM互換モード使用時の0xC000035Bエラー
OSバージョン非対応のため、LmCompatibilityレベルが設定できません。エラーコード:0xC000035B
問題を解決する手順は以下の通りです。
- LmCompatibilityレベルを設定するには、お使いのオペレーティングシステムバージョンがサポートされていることを確認してください。このレベルはWindows XP以前のオペレーティングシステムでのみ使用できます。Windows Vista、Windows 7以降のオペレーティングシステムでは、LmCompatibilityレベルは廃止されました。
- LmCompatibilityレベルの設定が可能なOSバージョンを使用している場合は、次の回避策をお試しください。
- 管理者権限があることを確認してください。レジストリエントリを変更できるのは管理者権限のみです。
- レジストリエディタを開くには、Win + Rのキーを押して「regedit」と入力し、エンターを押します。
- 次のレジストリキーにナビゲートします。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa
- 右の画面上でレジストリ項目を「LmCompatibilityLevel」として検索し、ダブルクリックします。
- 数値データを適切な値に変更します。例えば、数値データを 2 に変更すると、LM と NTLMv2 による応答(優先)を使用します。
- 「OK」をクリックして変更を保存します。
- 再起動すると変更が適応されます。
- 上記の手順で解決しない場合は、他の要因からLmCompatibilityの設定が不正になっている可能性があります。以下の追加の解決策を試みてください。
- 最新の更新とパッチをオペレーティングシステムに確実に適用させてください。オペレーティングシステムの更新により、LmCompatibility関連のエラーが修正される場合があります。
- システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、破損したシステムファイルをスキャンして修復します。コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力して、Enterキーを押して実行してください。
- それでも問題が発生する場合は、パソコンメーカーやOS開発メーカーのサポートチームに連絡して、詳細なサポートやアドバイスを受けることを検討してください。
レジストリーの変更にはリスクが伴い、他のレジストリエントリを誤って変更するとシステムの不安定化や起動不能につながる可能性があるので注意してください。変更を加える前に、万が一復元が必要になった場合に備えてレジストリをバックアップしてください。