Linux環境で仮想フロッピィディスクイメージファイルを作成する

Linuxでは、ddコマンドを使って仮想フロッピーディスクイメージファイルを作成できます。以下に、仮想フロッピーディスクイメージファイルを作成する手順を示します。

  1. ターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを使用して、空のバーチャルフロッピーイメージファイルを作成します。
dd if=/dev/zero of=floppy.img bs=512 count=2880

1.44MBのサイズの空き仮想フロッピーディスクイメージファイルが作成され、ファイル名はfloppy.imgになります。

  1. mkfsコマンドを使用して仮想フロッピーディスクイメージファイルをファイルシステム(FAT12など)でフォーマットします。
mkfs.msdos floppy.img

これにより仮想フロッピィディスクイメージファイルにFAT12ファイルシステムが作成されます。

  1. 仮想フロッピイメージの取り付け:
mkdir /mnt/floppy
sudo mount -o loop floppy.img /mnt/floppy

仮想フロッピーディスクイメージファイルを/mnt/floppyディレクトリにマウントします。

  1. ファイルを仮想フロッピーイメージに複写します:
sudo cp file /mnt/floppy

この操作により、ファイル ファイルがマウントされた仮想フロッピーディスク イメージファイルにコピーされます。

  1. 仮想フロッピーイメージファイルのアンマウント
sudo umount /mnt/floppy

これにより仮想マウントされたリムーバブルディスクイメージファイルがアンマウントされます。

仮想フロッピーイメージファイルの作成とそれにファイルのコピーが完了しましたので、これを用いてフロッピーディスクドライブをエミュレートできます。

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