Linux tftp コマンドの使用方法

TFTP(TFTP: Trivial File Transfer Protocol) ファイル送信に使用されるコマンドラインツールで、ネットワークでファイルを送信する場合に使用され、主に、ディスクレスターミナルや組込み機器の起動や設定に使用されます。

tftpコマンドを基本として、以下で使用します。

  1. TFTPサーバからファイルをダウンロードする:
  2. tftp -g -r <リモートファイル名> -l <ローカルファイル名> <TFTPサーバーのIPアドレス>
  3. TFTPサーバーのIPアドレスはリモートサーバーのIPアドレスを指定します。
    -g オプションは GET 方式でファイルをダウンロードすることを示します。
    -r オプションはリモートファイル名を指定します。
    -l オプションはローカルファイル名を指定します。
  4. ファイルをTFTPサーバへアップロードする:
  5. tftp -p -r <リモートファイル名> -l <ローカルファイル名> <TFTPサーバのIPアドレス>
  6. -pパラメータはファイルをPUTするモードであることを表します。
  7. インタラクティブTFTPモードに入る:
  8. tftp <TFTPサーバのIPアドレス>
  9. コマンドを実行し、ファイルを転送・操作するためのTFTP対話モードに移行します。
  10. リモートファイル名を取得:ファイルをローカルにダウンロードします。
  11. ローカルファイルアップロード:ローカルファイルをリモートサーバーにアップロードします。
  12. quit: TFTPインタラクティブモードから終了します。

注意:tftpコマンドは暗号化と認証機能がないので、使用時は慎重にネットワークの安全性を保つこと。

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