Linux tftp コマンドの使用方法
TFTP(TFTP: Trivial File Transfer Protocol) ファイル送信に使用されるコマンドラインツールで、ネットワークでファイルを送信する場合に使用され、主に、ディスクレスターミナルや組込み機器の起動や設定に使用されます。
tftpコマンドを基本として、以下で使用します。
- TFTPサーバからファイルをダウンロードする:
- tftp -g -r <リモートファイル名> -l <ローカルファイル名> <TFTPサーバーのIPアドレス>
- TFTPサーバーのIPアドレスはリモートサーバーのIPアドレスを指定します。
-g オプションは GET 方式でファイルをダウンロードすることを示します。
-r オプションはリモートファイル名を指定します。
-l オプションはローカルファイル名を指定します。 - ファイルをTFTPサーバへアップロードする:
- tftp -p -r <リモートファイル名> -l <ローカルファイル名> <TFTPサーバのIPアドレス>
- -pパラメータはファイルをPUTするモードであることを表します。
- インタラクティブTFTPモードに入る:
- tftp <TFTPサーバのIPアドレス>
- コマンドを実行し、ファイルを転送・操作するためのTFTP対話モードに移行します。
- リモートファイル名を取得:ファイルをローカルにダウンロードします。
- ローカルファイルアップロード:ローカルファイルをリモートサーバーにアップロードします。
- quit: TFTPインタラクティブモードから終了します。
注意:tftpコマンドは暗号化と認証機能がないので、使用時は慎重にネットワークの安全性を保つこと。