Linux RAID10 ディスクアレイの破損を修復する
Linux RAID 10 構成の破損したディスクの修復には、以下の手順が必要になる場合があります。1. ディスクのステータスを確認する: コマンド `mdadm –detail /dev/mdX` (X は RAID デバイスの番号) を使用して、ディスクアレイのステータスを確認します。どのディスクが破損またはオフラインになっているかを確認します。2. 破損したディスクを交換する: 破損したディスクがある場合、新しいディスクに交換する必要があります。新しいディスクは、元のディスクの容量とタイプと一致していることを確認します。3. 交換ディスクを追加する: コマンド `mdadm /dev/mdX –add /dev/sdY` (X は RAID デバイスの番号、Y は交換ディスクのデバイス名) を使用して、新しいディスクをディスクアレイに追加します。4. 同期が完了するまで待つ: ディスクアレイの同期が完了するまで待ちます。コマンド `cat /proc/mdstat` を使用して、同期進行状況を確認できます。5. アレイを再構築する: ディスクアレイの同期は完了しましたが、それでも正常に動作しない場合、アレイを再構築してみることもできます。コマンド `mdadm /dev/mdX –re-add /dev/sdY` (X は RAID デバイスの番号、Y は交換ディスクのデバイス名) を使用して、ディスクを再追加します。6. ファイルシステムを確認する: コマンド `fsck /dev/mdX` (XはRAIDデバイスの番号) を使用して、ファイルシステムのエラーを確認し、修復します。注意: 上記の手順を実行する前に、必ず重要なデータをバックアップしてください。操作ミスによりデータが失われる可能性があります。また、操作方法がわからない場合は、専門家に相談するか、関連ドキュメントを参照することをお勧めします。