Linux の lseek 関数の使い方
Linuxにおけるlseek関数は、ファイル内の読み書き位置を指定するためファイルオフセットを設定するために使用できます。
lseek関数のプロトタイプを次に示します。
#include <sys/types.h>
#include <unistd.h>
off_t lseek(int fd, off_t offset, int whence);
引数の説明:
- fd:ファイルディスクリプタ。シークするファイルを表します。
- オフセット: whenceパラメータで指定した位置からの位置を示します。
- 位置決め方法で、以下の値があります。
- SEEK_SET: ファイルの始めからオフセットを計算する。
- SEEK_CUR:現在の位置からのオフセット量
- SEEK_END:ファイル末尾からオフセットを計算します。
返却値
- 成功した場合、新しいオフセットを返します。
- エラーが発生した場合は-1を返し、errnoにエラーコードをセットする。
以下の例では、lseek 関数の使用法を示しています。
#include <sys/types.h>
#include <sys/stat.h>
#include <fcntl.h>
#include <unistd.h>
#include <stdio.h>
int main() {
int fd;
off_t offset;
// 打开一个文件
fd = open("file.txt", O_RDONLY);
if (fd == -1) {
perror("open");
return 1;
}
// 设置文件偏移量为10
offset = lseek(fd, 10, SEEK_SET);
if (offset == -1) {
perror("lseek");
return 1;
}
// 读取文件中的数据
char buffer[10];
ssize_t bytesRead = read(fd, buffer, sizeof(buffer));
if (bytesRead == -1) {
perror("read");
return 1;
}
// 输出读取的数据
printf("Read: %.*s\n", (int)bytesRead, buffer);
// 关闭文件
close(fd);
return 0;
}
上の例では、まずopen関数でファイルを開き、ファイル記述子fdを取得しました。次にlseek関数でファイルオフセットを10に設定しました。続いてread関数でオフセット位置から10バイトのデータを読み込み、コンソールに出力しました。最後にclose関数でファイルを閉じました。
lseek関数はファイル上の任意の位置から読み書きが可能ですが、オフセットをファイルの末尾以降に設定するとデータの読み書きは行えません。ファイルのサイズは自動的に拡張されないからです。