linuxのUSBポートの無効化と有効化方法は?

LinuxのUSBポートを無効にして有効にするには、以下の手順を実行します。

USB を無効にする:

  1. ターミナルを開き、root 権限でログインするか、sudo コマンドを使用して次のコマンドを実行します。
  2. lsusb コマンドを実行して現在接続されている USB デバイスのリストを表示し、無効にする USB デバイスの識別子を検索してください。
  3. コマンド `echo ‘0’ > /sys/bus/usb/devices/usbX/authorized`を実行し、「usbX」を無効にするUSBデバイスのIDに置き換えます。たとえば、USBデバイスのIDが「2-1.2」である場合、コマンドは`echo ‘0’ > /sys/bus/usb/devices/2-1.2/authorized`になります。

USBソケットを開ける:

  1. ターミナルを開いて、root権限でログインするかsudoコマンドを使用して以下のコマンドを実行します。
  2. lsusbコマンドを実行し、接続されているUSB 機器のリストを確認し、開きたいUSB 機器のID を特定してください。
  3. echo ‘1’ > /sys/bus/usb/devices/usbX/authorized とコマンドを実行して、usbX を許可する USB デバイスの ID に置き換えます。たとえば、USB デバイスの ID が 2-1.2 の場合は、echo ‘1’ > /sys/bus/usb/devices/2-1.2/authorized とコマンドを実行します。

一部のLinuxディストリビューションではUSBデバイスのIDが変更されることがありますので注意してください。特に再接続時やシステムの再起動後に変更されることがあります。そのため、USBデバイスの無効化や有効化を行う場合、lsusbコマンドで正しいデバイスIDを事前に調べてから行うことをおすすめします。

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