Linuxのumaskコマンドの使い方は?

umask は、ユーザーがファイルやディレクトリを作成したときに設定する既定のパーミッションマスクです。

umask [オプション] [アクセス権マスク]

-h 変更の際にパーミッションマスクを変更しない

アクセスパーミッションマスクは、3桁の8進数で表現されており、各桁はパーミッション(読み込み、書き込み、実行)を表し、値の範囲は0〜7です。その中で、各桁の値は、実際に必要な権限値から7を引いた値です。たとえば、デフォルトの権限がrw-rw-rw-(すなわち666)である場合、パーミッションマスクは000になります(7-6=1、7-6=1、7-6=1)。

umaskコマンドでパーミッションマスクを設定する際には、不要なパーミッションビットを「1」にしればいい。例えば、デフォルトパーミッションをrw-rw-r–(つまり664)にする必要があれば、パーミッションマスクは002(7-0=7、7-0=7、7-2=5)となる。

umaskコマンドのパーミッションマスクは、新しく作成するファイルやフォルダにのみ適用され、既存のファイルやフォルダには影響がありません。

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