Linuxにおけるsourceコマンドの使い方
Linuxにおいて、sourceコマンドは、指定されたスクリプトファイル中のコマンドを現在のシェル環境で実行するために使用されます。その構文は以下の通りです。
もしくは
なお、 is は実行するスクリプトファイルのパスおよび名称です。
sourceコマンドの使用例
. /path/to/script.sh
sourceコマンドを実行すると、スクリプト内のコマンドは新しいサブシェルではなく、現在のシェル環境で実行されます。つまり、スクリプト内の変数や関数は現在のシェル環境からアクセスしたり使用したりできます。また、sourceコマンドを実行する際にはスクリプトに実行権限を与える必要がありません。
sourceコマンドはbashシェルの内部コマンドなのでbashシェルでのみ使用できることに留意する。他のシェルでは、sourceコマンドではなく「sh」や「bash」コマンドを使用してスクリプトファイルを実行する必要があるかもしれない。
ちなみに、source コマンドにドット(.)を使用することもできますし、どちらも同等です。