LinuxでSSHサービスを有効にする手順は?
以下は、Linux で SSH サービスを有効にする手順です。
- SSHサーバがインストールされているか確認する:ターミナルで以下のコマンドを入力して確認する。
sudo systemctl status ssh
「Active (running)」と表示されている場合は、インストール済みで稼働中です。 インストールされていない場合は、SSHサービスは次のコマンドを使用してインストールする必要があります。
sudo apt-get install openssh-server
- 起動時に SSH サービスを開始する: インストールされているが起動されていない場合は、以下のコマンドを使用して SSH サービスを起動する必要があります。
sudo systemctl start ssh
- SSHサービスを自動起動時に起動するように設定する: 次のコマンドを使用してSSHサービスを自動起動時に起動するように設定できます。
sudo systemctl enable ssh
- SSHサーバの設定:既定ではSSHサーバの設定ファイルは/etc/ssh/sshd_configです。任意のテキストエディタでこのファイルを開いて適宜設定できます。例えば、SSHポートの変更、パスワードログインの無効化、SSHアクセスの制限などが可能です。
- SSHサーバの再起動:設定ファイルに何らかの変更を加えた場合、変更を有効にするためには、SSHサーバを再起動する必要があります。
sudo systemctl restart ssh
- ファイアウォール設定: Linux システム上でファイアウォールが有効になっている場合、SSH の通信が許可されている必要があります。以下コマンドを使用して、SSH ポート(通常 22)を開くことができます:
sudo ufw allow ssh
上記の手順が完了したら、SSHを使用してLinuxシステムに接続できます。リモートアクセス時には、SSHキーによる認証など、安全な認証方法を使用してください。